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2017年9月 株式会社インテリジェントセンサーテクノロジー池崎社長が九州大学都甲教授とご一緒に第17回山崎貞一賞を受賞されました

株式会社インテリジェントセンサーテクノロジー池崎社長が第17回山崎貞一賞を受賞

この度、会員である株式会社インテリジェントセンサーテクノリジーの代表取締役社長池崎秀和氏と九州大学 都甲潔教授が山崎貞一賞を受賞されました。おめでとうございます。

第17回 山崎貞一賞 受賞者

『栄えある山崎貞一賞を都甲先生とご一緒に受賞させて頂くことは、非常に光栄で感謝一杯です。都甲先生には、28年間御指導頂き、誠にありがとうございました。その間、食品業界と医薬品業界の多くの研究者や技術者の方々との共同研究やアドバイスを頂き、感謝で一杯です。さらに開発を進めて、世界中でお役にたてますようにさらに努力して参ります。

現在、人類史上初めての事が起き始めています。1つは、全世界が豊かになり世界中が市場になっていくことであり、それは、極めて好みのニーズが多様化することを意味しています。もう1つは、全世界が超少子高齢化に向かっていくことで、それは、健康や、介護食、病院食の市場が巨大化し、美味しいだけでなくて体に良いことが必須になることを意味しております。自分が美味しいと思ってつくっても受け売れられるか分からないし、低糖質や減塩等、従来に経験のないことを設計しなければならなくなります。

28年前には、このような世界になるとは、全く思いもよりませんでした。28年間に、お陰様で、味覚センサの能力や技術は、格段の進歩がありました。ただし、28年前に、味覚センサが今の能力や技術があっても、味覚センサは世の中のお役にはあまり立てなかったかもしれません。今や、作ったら売れた時代は終わり、食品業界は、上記の激動の中に入ってきておりまして、それならば、味覚センサは世の中のお役に立てることができると確信しました。それで、この28年間と言う数字には、重要な意味があったと思います。」

 

2017/10/16