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ブランド戦略の重要性

ブランド。それは「多数の人々から支持され、卓越した優位性をもつシンボル、イメージ」です。人々に夢を与え、自己実現の機会を提供し、それを共有する人々を幸福へと導くものです。同時に企業には競争優位をもたらし、存続と成長の糧となるものです。強いブランドをもつ企業はますます強くなっていきます。反対に、ブランド力を喪失すれば、生産・消費されるものの価値が減少し、住み、働き、学ぶ人々の気力や夢を砕き、企業や産業の衰退を招くことになりかねません。

情報コミュニケーション革命が進み、グローバルな競争がますます激化し、とりわけ中国や韓国、台湾、ベトナム、そしてインドといったアジアの新興諸国の経済発展や企業の成長は、わが国の経済や企業、地域や生活のあり方にも大きな影響を及ぼしています。かつて賞賛されたジャパンブランドや日本企業ブランドの優位性も失われつつあります。

日本のものづくりの力に支えられた優れた製品やサービスも、ブランディングやコミュニケーション、商標や特許の取得、保護といった知的財産戦略の効果的な展開によってこそ光を放つことができます。今後百年の計を考える際、わが国社会や企業には、グローバルな観点からアジア世界の一員としてブランディングを通していかに共存していくかが問われているのです。
 

ブランド戦略研究会の活動から

「(陶山ゼミ) ブランド戦略研究会」は、2002年1月25日に第1回の研究会が開催されました。そのときのテーマは「ブランド開題-競争優位をつくりだす名前、シンボル、スローガン-」でした。それ以降、隔月に開催されてきた本研究会は、2011年7月で通算58回にも及びます。

会員企業や講師を務められた企業も多岐にわたり、関西の企業である日本ハム、シスメックス、サントリー、シャープ、ハウス食品、江崎グリコ、三洋電機、大和ハウス工業、イズミヤ、宝酒造をはじめ、資生堂、カゴメ、ミツカン、マツダ、ロッテ、ライオン、カルビー、日産自動車、キヤノン、コカコーラウエスト、また大広、アサツーディ・ケイ、博報堂コンサルティング、古谷国際特許事務所、三枝国際特許事務所、山本国際マーケティング研究所などのご協力をいただきました。

そのなかでブランド戦略がもつ企業経営における重要性と取り組むべき課題があらためて明らかにされました。企業のビジョンやミッションの見直しや再構築、マーケティングや広告、広報がかかえる課題の解決、トップマネジメントから現場にいたるまであらゆるレベルの人材育成、また知財部門と商品開発、マーケティング、営業部門との融合、などに関する成功事例やテーマについて活発な議論がなされ、その成果が会員企業の皆さんにフィードバックされ、ビジネスの成功にも大きく貢献してきました。
 

ブランド戦略研究会への飛躍

今般、「ブランド戦略研究会」を「一般社団法人 ブランド戦略研究所」へと発展的に改組することになりました。「一般社団法人 ブランド戦略研究所」は、大阪、関西を基盤としながら、広く日本全国の企業・団体、また官民をあわせて経営トップマネジメント、マーケティング、広告、広報、知財などの分野のビジネスに役立つプラットフォームたるオールジャパンの全く新しいシンクタンクです。

それは、一方向的な情報発信を行う従来の研究所とは異なり、オープンかつフラットで、会員相互の双方向での情報発信にもとづいた共創と創発を可能にするシンクタンクです。また経営トップマネジメント、マーケティング、知財の三位一体をめざす〈Brand Space〉でもあります。

本研究所の目的は、第1に、新たなブランド・インサイト(ブランドの視点)の積極的な展開によって経営トップマネジメント、マーケティング、広告、広報、知財などの分野のビジネスに役立つプラットフォームを形成することです。会員企業同士の情報交流や、具体的な成果につながる協同と創発の取り組みを進めます。

第2は、東アジア諸国との協調と連携に向けたオールジャパン規模での企業支援のネットワークを構築することです。大阪は、東京や名古屋などと違って中国や韓国、台湾、ベトナムなど東アジア諸国の玄関口として長い交流の歴史をもっています。こうした伝統をふまえながら、21世紀にふさわしいアジアとの新しい共存のかたちをブランド戦略という観点から模索します。

そして第3に、業種や規模、また歴史の有無を問わず大阪や関西の企業や都市そのものの魅力、さらに付加価値を高め、人、もの、資金、情報を呼び込むことによって、関西企業のブランド力を回復させ、国内外での厳しい競争に打ち勝っていくパワーと元気を取り戻すことをめざします。

東日本大震災を機に省エネルギーや環境問題が注目され、生活者のライフスタイルや価値観も大きく変化してきています。大阪、関西を基盤とする活動するシンクタンクの意義はますます大きくなってきました。そうしたなかで、〈Brand Space〉を統一的メッセージとして戦略的に発信する役割を「一般社団法人 ブランド戦略研究所」が担ってまいります。
大阪、関西に限らず、広く日本全国の企業・団体、また官民をあわせて新しいシンクタンクに多くの皆さんの参画を呼びかけるものです。

(発起人代表 関西大学教授 陶山計介)

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