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2022年頭のご挨拶
新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
会員社をはじめとする皆様におかれましては、健やかに新春を迎えられたこととお慶び申し上げます。また、日頃から温かいご支援とご協力を賜り、心よりお礼申し上げます。
お陰を持ちまして一般社団法人ブランド戦略経営研究所(BSMI)は本年で11年目、前身のブランド戦略研究会、ブランでお戦略研究所時代を含めると通算で21年目を迎える事ができました。
ブランド戦略研究所の設立10周年を機に「ブランド戦略経営」の観点を強化しながらその発展的成長をはかるため「ブランド戦略経営研究所」(略称BSMI)と名称を改めて1年が経過しました。昨年2月と3月には「新生『一般社団法人ブランド戦略経営研究所』発表講演会」をお二人の当研究所顧問、大石芳裕教授(明治大学)、田中洋教授(中央大学の)をはじめ、堀坂明弘氏(株式会社日本旅行-当時)、文野直樹氏(株式会社イートアンドホールディングス)、並木将仁氏(株式会社インターブランドジャパン)、井上二三夫氏(シスメックス株式会社)、足立 勝氏(アストラゼネカ株式会社)、広浦康勝氏(ハウス食品グループ本社株式会社)、室 博氏(西日本旅客鉄道株式会社)の9名の講師を迎えて盛大に挙行しました。各講師からはコロナ禍で果たすべき経営者目線からのブランド、ブランディング、マーケティング、知財の役割や理論、現下の“危機”からの回復、需要創造と事業の成長に向けたロードマップと方策が提起されました。ご講演いただいた皆様にはあらためてお礼申し上げます。
昨年は、会員にさらに一層寄り添い、そのご期待やご要望に応えていくことをミッションにしながら、「“危機”からの再生を可能にするブランド・イノベーションとは何か」を年間テーマに設定し、調査・研究、啓蒙、出版・広報などの活動を展開しました。コロナ禍により研究会やフォーラムはすべてオンラインないしハイブリッドでの開催を余儀なくされましたが、会員はじめ大阪および東京より幅広い参加者を得て成功させることができました。また当研究所の研究成果として『インターナルブランディング』(陶山計介・伊藤佳代著、ブランド戦略経営研究所企画協力、中央経済社刊)、『地域創生マーケティング』(陶山計介・田中洋他編著、中央経済社刊)をはじめ『超ソリューション営業』(大橋和幸著、ダイヤモンド社刊)、『ブランド戦略ケースブック2.0』(田中洋編著、有斐閣刊)などが刊行されたことを当研究所の会員の皆様とともに喜びたいと思います。これらは研究所の貴重な財産として今後ご活用願います。
本年も当研究所設立の原点に立ち返りながら、「マーケティング戦略と知財戦略を基軸にしながら、人材開発戦略、営業戦略、生産戦略、研究開発戦略、財務戦略など機能戦略の連携によるブランド戦略経営の推進」を掲げ、「ブランド戦略経営」に関する調査研究・教育研修・普及活動の拡充と事務局体制の再構築を通じた今後の持続的な成長を会員の皆様とともに進めてまいります。
年頭にあたって会員社をはじめ多くの皆様の今後益々のご清栄とご発展を心よりお祈りいたします。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
2022年 元旦
一般社団法人 ブランド戦略経営研究所
理事長 / 関西大学商学部名誉教授
陶山 計介
2022/01/01 |