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『ブランド・コミュニティ』羽藤 雅彦氏(中央経済社)

ブランド・コミュニティ
同一化が結びつきを強化する
羽藤雅彦(著)

会員であり当研究所事務局をお手伝いいただいている流通科学大学准教授 羽藤雅彦氏の本『ブランド・コミュニティ』(中央経済社)が出版されました。

関西の会員はご存じと思いますが、羽藤氏は陶山研究室での研究と同時に当研究所の事務局をお手伝いいただくとともに、現在は会員として参加いただいております。

この度出版された『ブランド・コミュニティ』は、ソーシャルメディア時代に顕著になった消費者のコミュニティと企業やブランドとの関係性に注目した研究であり、ブランド論とコミュニティ論双方からアプローチしています。

そしてブランド・コミュニティの事例として本書では、楽天市場の電子書籍専用端末「kobo」やカルビーのHP上の「じゃがり校」が取り上げられ、ブランドを中心にコミュニティが形成された際に、そのメンバー間の相互作用やコミュニティとの「同一化」によって結びつきがさらに強化されることが示されています。

本書は、単なるブランド・ロイヤルティやブランド・リレーションシップではなく、顧客関係管理(CRM)とも違う、中長期的かつ企業やブランドと深い絆で結ばれるファンやサポーター作りをはかるためにはどうすれば良いかについて、実務面でも多くの示唆を与えてくれるに違いありません。ブランドに関心のある多くの皆さんに読んでいただきたい良書です。

ブランド・コミュニティ
同一化が結びつきを強化する
羽藤雅彦(著)
中央経済社 (2019/6/22)
ブランドのファンを増やし、そのコミュニティを通じてマーケティングを行う。そういった考え方は20年ほど前から行われていましたが、あくまでブランド研究の延長線上として捉えられてきました。本書ではこのようなマーケティング的側面だけではなく、社会学的アプローチからも検討を加え、よりブランド・コミュニティ研究の独自性を明らかにしました。

その過程で、企業がブランド・コミュニティを管理するうえで目指すべき成果指標を何にすべきかを明らかにし、さらにその成果指標を高める要因は何かについても明確にしています。

近年のソーシャルメディア(SM)の普及やそれによる個人の発信力の高まりにより、SM等を上手く活用して、顧客の声を聞きたい、自社のファンを増やしたい。そうしたニーズを持つ企業も増えています。このような方々にも極めて有益な内容になっています。
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2019/07/02