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2021年6月7月開催 攻めのインターナルブランディング4回セミナー

「攻めのインターナルブランディング4回セミナー」

マーケティング&人材からのアプローチ

おかげさまで盛況のうちに終了しました。

新型コロナウイルス感染症からの一刻も早い脱却をはかりながら、ポストコロナ時代を見据えて“ニューノーマル”(新常態)への対応が現在求められています。出口の見えない閉塞状況で経済や社会を元気にするためには、この未曾有の“危機の時代”に生きており、明るい将来が来ることを信じて日夜奮闘している「ヒト(人材)」が鍵となるのではないでしょうか。エッセンシャルワーカーをはじめとするあらゆる社員、経営者そして消費者、生活者など官民関係なく「ヒト(人材)」のもつ可能性や潜在能力は無限です。

「ヒト」に活力を与え、「ヒト」のもつ可能性や潜在能力を発揮させる上で有益な手法のひとつになるのが「ブランディング」です。ポジティブなイメージのもつ魅力、それは人や社会を豊かにし、自信や誇りを与え、躍動させます。安心、信頼、感動とあこがれ、これがブランドのもつパワー、「ヒト(人材)」は“Living Brand”(ブランドの体現者)に他なりません。

本セミナーは、AIやIoTなど今日における先進テクノロジーの急速な発展にともなうDX(デジタルトランスフォーメーション)、CX(顧客体験)、ビジネスプロセスと働き方の改革などに直面しておられる企業経営者や管理職の皆様に対して、経営戦略やマーケティング戦略とブランディング、「ヒト(人材)」に関する実践知を提供します。従業員の選抜、採用、人事評価、人材開発、報酬やリーダーシップ、モチベーション、働き方改革、テレワークなど人的資源管理をめぐる具体的な課題を掘り下げて考えていきます

❊COVID-19感染防止のため必要な対策を講じて開催致します。受講者の皆様にはマスクの着用と手指の消毒をお願いします。


陶山 計介氏
当研究所理事長/関西大学名誉教授

Profile:京都大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得。博士(経済学)。米国カリフォルニア大学バークレイ校客員研究員、英国エジンバラ大学マネジメントスクール客員教授を歴任。専門はブランド・マーケティング。訳書に『ブランド・エクイティ戦略』『ブランド優位の戦略』、著書に『マーケティング戦略と需給斉合』、編著書に『日本型ブランド優位戦略』『大阪ブランド・ルネッサンス』 『プライベートブランド最新動向2015』『よくわかる現代マーケティング』など多数。


伊藤 佳代氏
特定社会保険労務士/社会保険労務士法人ソーケム代表社員/ 株式会社ソーケム執行役員

Profile:立命館大学国際関係学部卒業、在学中ブリティッシュ・コロンビア大学留学。関西大学大学院商学研究科博士前期課程単位取得。関西大学商学部ゲストスピーカー、日本マーケティング学会および一般社団法人ブランド戦略経営研究所会員。中小企業から中堅企業まで人事制度の設計・構築・運用・労務管理の相談、セミナー

講師、就業規則、賃金制度の導入など、業種を問わず多数の実績をもつ。近著に「人事施策から企業のブランディングへのアプローチ」(『産業能率』2020年9-10月号所収)。

第1回 「DX&ポストコロナのブランド戦略」
-社会とビジネスのイノベーション、顧客体験と組織デザインの視点、企業内外のブランド・コミュニティの構築
日時:2021年6月29日(火)15:00~16:30
講師:陶山計介氏(一般社団法人 ブランド戦略経営研究所理事長/関西大学名誉教授)
終了しました。
第2回 「インターナルブランディングと“Living Brand”(ブランドを体現する)」
-インターナルブランディングとは何か、ブランド体現へのステップ、“Super Living Brand”へ
日時:2021年7月13日(火)15:00~16:30
講師:伊藤佳代氏(特定社会保険労務士、社会保険労務士法人ソーケム 代表社員)
終了しました。
第3回 「ブランド主導型組織の実現」
-インターナルブランディングのプラットフォームとしての企業文化、理念、ビジョン、ミッション、バリューの構築
日時:2021年7月20日(火)15:00~16:30
講師:伊藤佳代氏(特定社会保険労務士、社会保険労務士法人ソーケム 代表社員)
終了しました。
第4回 「ブランド浸透のための人事施策」
-期待する人材像、人事施策の実践、法令との整合性
日時:2021年7月27日(火)15:00~16:30
講師:伊藤佳代氏(特定社会保険労務士、社会保険労務士法人ソーケム 代表社員)
終了しました。
【参加方法】
*会場参加
 ※状況によりオンラインのみになる場合がございます。

*ZOOM参加
※前日までにご招待通知をメールでお送りします。
※開催前30分からテスト開通します。
【時間】90分(プレゼン60分と質疑応答30分)
【テキスト】
陶山計介・伊藤佳代著 『インターナルブランディング:ブランド・コミュニティの構築』 (中央経済社/2021年6月刊行予定/予価2,400円+税)を購入いただきます。
【参加費】
ブランド戦略経営研究所会員は無料
非会員3,000円(各回)
【申込締切】
第1回:2021年6月22日 終了しました
第2回:2021年7月9日 終了しました
第3回:2021年7月16日 終了しました
第4回:2021年7月23日 終了しました
【主催】一般社団法人 ブランド戦略経営研究所
(協力:一般社団法人 大阪能率協会)
【会場】関西大学 梅田キャンパス
〒530-0014 大阪府大阪市北区鶴野町1-5
http://www.kansai-u.ac.jp/umeda/access/
『インターナルブランディング:ブランド・コミュニティの構築』

陶山計介・伊藤佳代著、ブランド戦略経営研究所企画協力 中央経済社/2021年6月刊行予定

【まえがき】
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックは収束しておらず、現時点では見通しもまだ不透明であるが、われわれはポストコロナ時代を見据えながら“ニューノーマル”(New Normal:新常態)に対応しなければならない。

『日本経済新聞』2021年2月10日付によれば、「世界の企業、コロナ前回復」という見出しが目を引いた。これはQUICK・ファクトセットで上場する1万227社の実績や市場予想を2月9日時点で調べたものであるが、世界の主要企業の2020年10~12月期の純利益が7127億ドル(約74兆円)と前年同期比14%増えた。電機や自動車など製造業の生産・販売がアジアを中心に復調したことが貢献したという。半面、空運や外食、米国が低迷するなど業種、地域により回復には格差が見られた。2020年1月に発表された日銀の短観でも景況感は2期連続改善という見通しが発表された。

ただその後の第2波、第3波の新型コロナ感染拡大により3回目の緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出自粛やGo Toキャンペーン事業の中断、東京・大阪といった都道府県における飲食店や百貨店など大型商業施設への休業・営業時間短縮の要請などの中で個人消費や消費・購買行動はなお慎重であることもあって外食や宿泊・観光など非製造業はとくに厳しく、製造業も輸送機械などを除き持ち直しているものの雇用情勢を含め先行きは予断を許さない(内閣府『月例経済報告』令和3年5月)。

いわば出口の見えない閉塞状況で経済や社会を元気にするためにはどうすればよいのか。何が突破口になるのか。「技術」、「モノ」、「カネ」、「情報」なども大事であるが、それは手段に他ならない。まさにこの未曾有の“危機の時代”に生きており、そうした現実に直面し苦悩しながらも、明るい将来が来ることを信じて日夜奮闘している「ヒト(人材)」であるとわれわれは考える。エッセンシャルワーカーをはじめとするあらゆる社員、経営者そして消費者、生活者など官民関係なく「ヒト(人材)」のもつ可能性や潜在能力は無限である。

その「ヒト」に活力を与え、「ヒト」を元気にさせるものは何か。「ヒト」のもつ可能性や潜在能力をどのようにすれば発揮させることができるのか。この問いに答えようとする際に鍵のひとつになるのが「ブランド」である。ブランドは今日ではわれわれの日常生活になくてはならない存在として「モノ」やサービス、企業などを超えた存在である。

ブランド品を消費したり身に付けたりすることがプライドを刺激するだけではない。ブランドを消費することが生きる目的にさえなる場合もあるだろう。ポジティブなイメージのもつ魅力、それは人や社会を豊かにし、自信や誇りを与え、躍動させる。安心、信頼、感動とあこがれ、これがブランドのもつパワーである。まさに「ヒト(人材)」は“Living Brand”(ブランドの体現者)に他ならない。本書ではインターナルブランディングの文脈で使用しているが、これは企業の内外を含むすべての生活場面にあてはまる。

本書は陶山、伊藤の共同の著作であるとはいえ、企画、執筆にあたっては「一般社団法人ブランド戦略経営研究所」(略称BSMI)の全面的な協力を得た。2002年に発足した「ブランド戦略研究会」から20年、一般社団法人化してから10年を経た2021年、ブランド戦略経営研究所は理念・ミッションとして、「マーケティング戦略と知財戦略を基軸にしながら、人材開発戦略、営業戦略、生産戦略、研究開発戦略、財務戦略など各機能戦略の連携によるブランド戦略経営の推進」を掲げ、「ブランド戦略経営」に関する調査研究・教育研修・啓蒙活動、出版・広報活動などを行っている。本書はその周年事業の一つである。

【目次】
まえがき(陶山&伊藤)

序章 「攻めのインターナルブランディング」が今求められている(陶山&伊藤)
序-1 経団連『2021年版 経営労働政策特別委員会報告』から
序-2 ブランド・イノベーションの加速
序-3 「Brand 5.0」の時代へ
序-4 本書の構成と内容

第1章 DXの展開とビジネス・イノベーション(陶山)
1-1 Society 5.0=超スマート社会の到来
1-2 AI&IoTと「スマートコネクテッドプロダクト」の登場
1-3 DX(デジタルトランスフォーメーション)の展開
1-4 社会とビジネスのイノベーション:顧客体験と組織デザインの視点

第2章 Post コロナ時代に求められるブランド・コミュニティの構築(陶山)
2-1 コロナ禍がもたらした“ニューノーマル”(新常態)
2-2 Marketing5.0:先進テクノロジーと人間性の融合
2-3 CX(顧客体験)と顧客価値の実現
2-4 企業内外のブランド・コミュニティの構築:エクスターナルからインターナルへ

第3章 インターナルブランディングとは何か(伊藤)
3-1 インターナルブランディングの登場
3-2 インターナルブランディングの多様な見解-定義および関係性-
3-3 インターナルブランディングにおける5ツール

第4章 ブランド主導型組織の実現(伊藤)
4-1 インターナルブランディングのプラットフォームとしての企業文化
4-2 理念、ビジョン、ミッション、バリューの構築
4-3 株式会社ミルボンの事例
4-4 株式会社式会社リクルートSaaS事業本部の事例

第5章 ブランド浸透のための人事施策(伊藤)
5-1 期待する人材像
5-2 人事施策の実践
5-3 法令との整合性
5-4 株式会社日本旅行の事例

第6章 “Living Brand”(ブランド体現)(伊藤)
6-1 “Living Brand”へのステップⅠ
6-2 ブランド体現へのステップⅡ-“Super Living Brand”へ-
6-3 Global Mobility Service株式会社の事例

終章 DX&コロナ時代のインターナルブランディング(伊藤&陶山) 
終-1 インターナルブランディングの枢要
終-2 “POSTコロナ”のインターナルブランディング

あとがき(伊藤)
付録:インターナルブランディング実施におけるチェックリスト
参考文献

【著者略歴】
陶山計介(すやま・けいすけ)
岡山県生まれ。1973年早稲田大学政治経済学部卒業。1982年京都大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得。博士(経済学)。 関西大学商学部教授を経て、2021年より名誉教授。2012年より一般社団法人ブランド戦略経営研究所理事長。米国カリフォルニア大学バークレイ校客員研究員、英国エジンバラ大学マネジメントスクール客員教授を歴任。専門はブランド・マーケティング。
訳書に『ブランド・エクイティ戦略』『ブランド優位の戦略』、著書に『マーケティング戦略と需給斉合』、編著書に『日本型ブランド優位戦略』『大阪ブランド・ルネッサンス』 『プライベートブランド最新動向2015』『よくわかる現代マーケティング』『アメリカにおけるリテールイノベーション』(近刊)等がある。

伊藤佳代(いとう・かよ)
東京都生まれ。1994年立命館大学国際関係学部卒業。在学中ブリティッシュ・コロンビア大学留学。2002年社会保険労務士登録。2006年特定社会保険労務士登録2014年関西大学大学院商学研究科博士前期課程単位取得。修士(商学)
大学卒業後、大手印刷会社、会計事務所等を経て、2003年社会保険労務士法人ソーケム入社。2017年同法人の代表社員および株式会社ソーケム執行役員就任。関西大学商学部ゲストスピーカー、日本マーケティング学会および一般社団法人ブランド戦略経営研究所会員。そのほか、中小企業から中堅企業まで人事制度の設計・構築・運用・労務管理の相談、セミナー講師、就業規則、賃金制度の導入など、業種を問わず多数の実績をもつ。近著に「人事施策から企業のブランディングへのアプローチ」(『産業能率』2020年9-10月号所収)がある。


 

2021/06/01

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