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2015年11月度 東京第7回フォーラム

ロングセラー食ブランドの内外拡張戦略:
ドメスティックとグローバルでの顧客基盤の創造をめざして

※おかげさまで盛況のうちに終了しました。

「一般社団法人 ブランド戦略経営研究所」では、毎年恒例になっている東京フォーラムを11月16日(月)に開催します。今回は第七回目で、テーマは「ロングセラー食ブランドの内外拡張戦略:ドメスティックとグローバルでの顧客基盤の創造をめざして」です。

今日、少子高齢化がますます進み、都市型生活者の影響力が増大して生活文化や習慣、また消費・購買行動も大きく変化してきました。ダイナミズムとネットワークを特徴とする現代ビジネスにおけるキーワードは、ファジー、コンプレックス、ユビキタスです。そこにおいて鍵となるのは差別化と競争優位をもたらすブランド・アイデンティティです。

国内においては定番ブランドとして長く小売店頭で棚を確保してきたロングセラー食ブランドであってもそうした変化から逃れることはできません。時代の空気や社会のトレンドを感じ取れなくなってしまえば、鮮度も落ちて飽きられかねません。ブランドとしてのその強さの源泉や秘密をあらためて探り、コアなアイデンティティは変えないとしても、お客様に認めていただける新しい価値を提供する商品やサービスの創造によってブランドを“リノベーション(renovation=刷新)”することが求められます。

一方、近年の円安による輸入価格の上昇など経営環境が引き続き厳しいなかで、伸長するアジアや深耕の余地のある欧米など海外市場の開拓の重要性もますます増大しています。近年、食品メーカーはこぞって収益源を海外に求めています。その際に注意しなければならないのは、国内で培われた技術力やブランド力、営業力を生かすとともに、現地の食文化や商習慣、経済や社会の仕組みに適応化しながらそれらをどう変革していくかも重要となっています。新しい需要やビジネスチャンスをどう積極的につかむか、その面での“イノベーション(innovation=革新)”が不可欠です。

今回の東京第七回フォーラムでは、このような課題認識や課題をふまえて、まず日清食品(株) 取締役 マーケティング部長 兼 日清食品ホールディングス株式会社 経営戦略本部 ブランド戦略室 室長ズナイデン 房子様より若い女性に向けた新たなサブブランド「カップヌードルライトプラス」などによるカップヌードルの“リノベーション”の事例や資生堂などでのグローバルブランディングについてお話をいただきます。また当研究所理事でもある、ハウス食品グループ本社株式会社 専務取締役 経営企画部担当 国際事業本部担当 広浦 康勝様からは、中国で近年飛躍的に売上げを伸ばしてきた「バーモントカレー」を中心に海外での食文化の創造や営業戦略などについてご講演をいただきます。そしてお二人のご講演を受けて陶山理事長をコーディネーターにして本テーマについてのパネルディスカッションを予定しております。

経営トップマネジメント、マーケティング・営業、商品開発、知財などブランド戦略とそのマネジメントに関わっておられる方、特に、「ロングセラーブランドの活性化策」や「パワーブランドの構築」に関心を持っておられる方、「グローバルマーケティングにおける標準化と現地適応化」をどのように実践したらよいか悩んでおられる方、奮ってご参加賜りたくここにご案内申し上げます。

ご参加の方は11月9日(月)までにお申し込みください。

日時:2015年11月16日(月)14:30 受付、15:00 開始
フォーラム参加費:
(社)ブランド戦略経営研究所 正会員(企業・団体)フォーラム参加費:無料
(社)ブランド戦略経営研究所 正会員(個人)フォーラム参加費:無料
(社)ブランド戦略経営研究所 準会員(企業・団体)フォーラム参加費:無料
非会員(当研究所の企業・団体正会員のご紹介が有る方)フォーラム参加費:無料
非会員(紹介者なし)フォーラム参加費:5,000円

懇親会:5,000円
(当日受付にてお支払いください。領収書をご用意します)
会場:関西大学東京センター(東京駅サピアタワー9階)
http://www.kansai-u.ac.jp/tokyo/
※入館受付は東京サピアタワー3階オフィスロビー
(フォーラム受付は同タワー9階)

 

14:30~受付
15:00開始
司会:高木克典 当研究所事務局次長(マックス・コム株式会社代表取締役)
15:00~15:10
主催者開会の挨拶

陶山計介
当研究所理事長

Profile:一般社団法人ブランド戦略経営研究所理事長。関西大学商学部教授。京都大学博士(経済学)。『ブランド・エクイティ戦略』(共訳著、ダイヤモンド社)、『日本型ブランド優位戦略』(共著、ダイヤモンド社)などブランド・マーケティング研究の第一人者。日本商業学会元会長。
15:15~16:15
第1講「Three Key Ability to Create Global Wining Brand」

ズナイデン 房子氏
日清食品株式会社 取締役 マーケティング部長 兼 日清食品ホールディングス(株) 経営戦略本部 ブランド戦略室 室長

Profile:長崎県出身。筑波大学卒業後、1987年 資生堂入社商品開発部配属。その後国際結婚のため退社。帰国後、ユニリーバ(アジアブランドディレクター)、日本ロレアル(ランコム ジャパン ジェネラルマネージャー)、資生堂(ブランド企画部長、マーケティング部長)などを経て、2014年6月から現職。
16:15~17:15
第2講「ハウス食品グループの海外でのブランドづくり

広浦 康勝氏
ハウス食品グループ本社株式会社 専務取締役 経営企画部担当 国際事業本部担当 

Profile:1955年和歌山県生まれ。1978年関西大学工学部卒業後、ハウス食品工業株式会社入社。2004年執行役員 調味食品部長、2008年取締役常務執行役員 マーケティング本部長 ソマテックセンター担当、2012年取締役専務執行役員 国際事業本部長 経営企画室担当、2013年ハウス食品グループ本社 専務取締役 国際事業本部長 経営企画部担当を経て、2015年4月より現職。一般社団法人ブランド戦略経営研究所 理事のほかに、特定非営利活動法人MCEI東京支部 理事長、一般社団法人日本市場創造研究会 副会長などの要職を務める。
17:15~17:25
休憩/セッティング
17:25~18:55
パネルディスカッション・Q&A (90分)
ズナイデン 房子氏(日清食品(株) 取締役 マーケティング部長 兼 日清食品ホールディングス(株) 経営戦略本部 ブランド戦略室 室長
広浦 康勝氏(ハウス食品グループ本社株式会社 専務取締役 経営企画部担当 国際事業本部担当)
コーディネーター:陶山計介理事長
18:50~19:00
主催者閉会の挨拶
当研究所専務理事 中川博司(特許業務法人 三枝国際特許事務所・弁理士)
19:00~21:00
懇親会
関西大学東京センター(東京駅サピアタワー9階)
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-7-12
http://www.kansai-u.ac.jp/tokyo/map.html
入館受付は東京サピアタワー3階オフィスロビー(フォーラム受付は同タワー9階)
2015/10/09

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